社葬を行う場合の心得と準備2

葬儀実行委員はそれぞれの持ち場をよく把握すること。 社葬の成功は各担当の働きと団結力で決まります。

重要事項

  • 式場を下検分する
  • 弔辞奉読者を選び、依頼する
  • 必要に応じて指名焼香者を依頼する
  • 関係者は腕章か喪章をつける
  • 社葬通知状・会葬礼状を作成
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責任者は式場の下検分をし、動線を考えます

式場が決定したら、葬儀実行委員は十分な下検分を行います。司式者や遺族の休憩所、手荷物預かり所などのスペースがあるか、駐車場スペースは確保できるか、車の誘導はどのようにしたらよいか、など。葬儀社から式場の平面図をもらい、式次第ごとに参列者の動線を書き入れて各担当者に配布、シミュレーションをしておくのも有効です。

弔辞はバランスを考えて人選し、あらかじめ予約しておきます

1時間の葬儀に入る弔辞の本数は3、4本程度です。会社取引先、友人など故人の交友・知友関係からバランスよく選びます。友人代表は遺族側におうかがいをたてること。選んだら、あらかじめ依頼して、了承を得ておくこと。ひとりの持ち時間は3~5分ぐらいであることも、伝えておかなければなりません。

指名焼香者を選んだ場合も、あらかじめ本人の了解をとっておきます。指名焼香者は参列者全員が焼香できないときに、葬儀委員長、親族の一部、弔辞奉読者などから10~15人選びます。そのほか、焼香台左右に控えて、会葬者に黙礼を返す立礼者も指名する場合があります。

葬儀関係者は役割がわかる喪章か腕章をつけます

腕章は黒腕章ではなく、各担当名入りのものにし、喪章は左胸、腕章は左の上腕につけます。 喪章に白バラを用いる場合の区別は、次のとおりです。

白バラ(特大) 葬儀委員長、葬儀副委員長、親族立礼者、弔辞奉読者など
白バラ(大) 会社立礼者、指名焼香者など
白バラ(中) 親族全員、葬儀参列者

社葬の場合の会葬礼状は後日に郵送します

社葬通知状・会葬礼状を作成し、まず社葬通知状を、あらかじめ作成しておいた名簿にしたがって発送します。会葬礼状は最近、会場で手わたすのが慣例になっていますが、きちんと封書にして後日に送るのが正式です。

通知状・礼状とも、句読点のない弔辞のさいの伝統的な書式を踏襲します。社葬の場合、葬儀委員長が差出人となり、左に喪主、親戚代表、友人代表などの順に書き添えます。

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社葬の前に密葬を行うのが通例

社葬は、葬儀の公的な性格や、また、どうしても日程が延びがちであることから、遺族側としては、その前に、遺族や近親者だけで故人を弔う、いわゆる密葬を行うのを通例としています。

この場合、ふつう死亡当日が仮通夜、翌日が密葬通夜、次の日に密葬を行い、仏式の場合では僧侶の読経と焼香、出棺を行い、火葬してしまいます。最近では、このあと個人葬の葬儀・告別式をするケースもあるようです。

会社は遺族の意向に沿って協力を

密葬の場合、あくまで主体は遺族側ですから、会社は関与しないのが原則です。とはいえ会社関係者、取引先の人たちが弔問することを考えれば、必要な手伝いを申し出るのが筋でしょう。密葬の形式・規模を考え、あくまで遺族の意向に沿いましょう。

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